花粉の季節到来!?初夏、秋に向けて市販で買える 抗ヒスタミン薬 クラリチンEX , アレグラFX , アレジオン20 , ムヒAZ錠, どれが適しているか評判を徹底比較します

【販売情報・2026年9月26日確認】クラリチンEXは販売元の変更時期にあります。大正製薬の製品ページでは同社からの販売終了が案内され、第一三共ヘルスケアでは2026年10月13日の発売が案内されています。店頭在庫の有無とは別の情報ですので、購入時は販売元・包装・添付文書をご確認ください。

花粉の時期に欠かせないのが 抗ヒスタミン薬 。
3月〜4月にスギ、ヒノキの花粉はピークを超え、5、6月はイネが増える時期です。

最近ではドラッグストアで購入できる商品が増えてきました。種類も豊富に揃っていますが、逆にどれを買っていいのかよくわからない方に向けて、それぞれを一覧比較してみます。

★代表的な 抗ヒスタミン薬 とその有効成分

現在OTCとして購入できる抗ヒスタミン成分が配合されたお薬になります。
・ロラタジン:クラリチン
・フェキソフェナジン塩酸塩:アレグラFX
・エピナスチン塩酸塩:アレジオン20
・アゼラスチン塩酸塩:ムヒAZ錠

それぞれ別の会社から販売されていて競合が多いということは、それだけ市場が大きいことを意味しています。

去年、なんてことなかった人が今年急に発症する。
はたまた最近では、小学生以下の小児から花粉症を発症してしまうケースも増加しています。

そのため、今後も花粉症市場は拡大し続けて行くことが容易に想像できます。

★抗ヒスタミン成分の世代

抗ヒスタミン薬 には長い歴史があります。

そもそもヒスタミンとは、体外の異物に反応した際に放出されるオータコイド。

オータコイド(autacoid)
生体内で局所的に生成されて作用する生理活性物質の総称。 ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなどを指す。他の器官で作用するホルモンおよび神経伝達物質以外の総称。

もともとは体に備わった防御反応機構です。
花粉などの抗原(アレルゲン)に一定以上さらされ続けることで、防御反応が過剰に発生してしまう状態が花粉症だと言えます。

体内で生成されたヒスタミンは、ヒスタミン受容体にくっ付くことで症状を引き起こします。

抗ヒスタミン薬とは、そのヒスタミン受容体をヒスタミンに変わって占拠してしまうことで症状の発生を抑えるのです。

とっても素晴らしい抗ヒスタミン薬ですが、何事もやりすぎは別の影響を引き出します。

抗ヒスタミン薬はアレルギー症状を抑える一方、製品によって眠気や口の渇きなどの副作用に注意が必要です。効き方だけでなく、添付文書の注意事項も選ぶ際の確認点になります。


そこで、ヒスタミン受容体の中でも、アレルギー症状に関係の深いH1受容体に選択性的に作用する薬の開発が進み、副作用が少ない薬が現れました。

これらを第2世代の 抗ヒスタミン薬 とよび、それ以前を第1世代と呼ぶようになりました。

第2世代という分類だけで、眠気の出方や運転の可否を判断することはできません。製品ごとの注意事項を確認する必要があります。

★それぞれの製品の特徴

4製品の成分量と服用方法(成人15才以上・2026年9月30日確認)
製品有効成分と1日量1回量・回数・服用時刻
クラリチンEXロラタジン10mg(1錠中)1回1錠、1日1回食後。毎回同じ時間帯
アレグラFXフェキソフェナジン塩酸塩120mg(2錠中)1回1錠、1日2回朝夕
アレジオン20エピナスチン塩酸塩20mg(1錠中)1回1錠、1日1回就寝前
ムヒAZ錠アゼラスチン塩酸塩2mg(2錠中)1回1錠、1日2回朝食後および就寝前

表の4製品はいずれも15才未満は服用できません。成分量は1日量で比較しています。成分が異なるため、mgの大小で効き目の強さを順位づけることはできません。ジュニア製品や別の剤形には、この表をそのまま当てはめないでください。

確認資料:クラリチンEX(大正製薬掲載情報)、アレグラFX、アレジオン20、ムヒAZ錠。購入する包装の添付文書で、使用できない人・併用できない薬・相談が必要な場合も確認してください。運転に関する注意は下記で説明します。

それぞれの比較します

★効能効果

4製品には、花粉やハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状(鼻みず・鼻づまり・くしゃみ)の緩和という共通の効能があります。

ただし、承認された効能の範囲は同一ではありません。ムヒAZ錠には、じんましん、しっしん・かぶれによる皮ふのはれ・かゆみの緩和も記載されています。

ムヒAZ錠(アゼラスチン塩酸塩)はじんましんに使用できるのが特徴の一つとなっています。

★用法用量

1日1回もしくは2回となっています。

今回比較する製品は、昼の服用が不要な点が共通しています。

食事のタイミングに合わせて服用するケースがスタンダードですが、近年のライフスタイルを考えると、仕事や学校の昼食タイミングの服用が難しいケースも多々あります。

そういう方にとっては1日2回使用の薬は大変うれしい設計です。

2回でも十分服用しやすいですが、1日1回服用のおくすりも登場しました。

服用回数だけでなく、指定された服用タイミングも確認します。クラリチンEXは1日1回食後、毎回同じ時間帯に服用する製品です。アレジオン20は1日1回就寝前。1日1回でも自由に朝と夜を選べるという意味ではありません。ムヒAZ錠は1日2回、朝食後と就寝前に服用します。

クラリチンEX、アレジオン20は1日1回の製品です。

★運転注意表示

眠くなりにくいという製品特長と、服用後に運転できるかは分けて確認します。アレジオン20とムヒAZ錠には、服用後の乗物・機械類の運転禁止が記載されています。

運転の予定がある人にとって、この禁止事項は製品選びの重要な条件です。第2世代という分類や、これまで眠くならなかった経験だけで運転してよいと判断せず、手元の製品の添付文書を確認してください。

用法・用量と運転に関する確認資料(2026年9月28日):クラリチンEX公式製品情報、アレジオン20公式製品情報、ムヒAZ錠添付文書。

★ 抗ヒスタミン薬 の効果感

どの 抗ヒスタミン薬 が一番効くのか…気になるところはここです。

この記事で確認した製品情報だけでは、4製品を「強め」「マイルド」と一律に順位づけることはできません。体験談を製品間の優劣を証明する情報として扱わないようにしましょう。

選ぶときは、症状、年齢、服用時刻、運転の予定、治療中の病気や使用中の薬を確認し、薬剤師・登録販売者へ相談してください。相談前に整理する項目は、OTC医薬品の選び方と薬局で相談したいポイントでも紹介しています。

★まとめ

ライフスタイル、体質や身体への配慮に合わせて自身に適した製品を選んでみることが重要です。

最近では同効薬も多数発売されているので、値段も大きな判断基準になっています。
・ロラタジン
・フェキソフェナジン塩酸塩
・エピナスチン塩酸塩
・アゼラスチン塩酸塩

最新情報をチェックしよう!